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名前

git-show-index - パックされたアーカイブインデックスを表示する

概要

git show-index [--object-format=<hash-algorithm>]

説明

標準入力からGitパックファイル(git-pack-objects[1]またはgit-index-pack[1]で作成)の.idxファイルを読み込み、その内容をダンプします。出力は行ごとに1つのオブジェクトで構成され、各行には2つまたは3つのスペースで区切られた列が含まれます。

  • 最初の列は、対応するパックファイル内のオブジェクトのバイトオフセットです。

  • 2番目の列は、オブジェクトのオブジェクトIDです。

  • インデックスバージョンが2以上の場合は、3番目の列にオブジェクトデータのCRC32が含まれます。

オブジェクトは、インデックスファイルで見つかった順序(正しく構築されたファイルではオブジェクトIDでソートされている必要があります)で出力されます。

git-verify-pack[1]を呼び出すことで、パックファイルに関する詳細情報を得ることができます。ただし、このコマンドはインデックスファイル自体のみを考慮するため、より高速で柔軟です。

オプション

--object-format=<ハッシュアルゴリズム>

インデックスファイルに対して指定されたオブジェクト形式(ハッシュアルゴリズム)を指定します。有効な値はsha1と(有効になっている場合)sha256です。デフォルトは現在のリポジトリのアルゴリズム(extensions.objectFormatで設定)であり、値が設定されていないか、リポジトリの外にある場合はsha1です。

注:現時点では、SHA-256リポジトリとSHA-1リポジトリの間には相互運用性がありません。

歴史的には、そのような相互運用機能を導入する際に、SHA-256リポジトリは後で後方互換性のない変更が必要になる可能性があると警告していました。今日では、互換性のある変更のみを期待しています。さらに、そのような変更が必要になった場合でも、今日のGitで作成されたSHA-256リポジトリは、データ損失なしで将来のバージョンのGitで使用できると予想されます。

Git

git[1]スイートの一部

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