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-
2.0.5
2014-12-17
書式
git symbolic-ref [-m <reason>] <name> <ref> git symbolic-ref [-q] [--short] [--no-recurse] <name> git symbolic-ref --delete [-q] <name>
説明
引数を1つ指定すると、与えられたシンボリック参照がどのブランチヘッドを参照しているかを読み取り、そのパスを .git/
ディレクトリからの相対パスで出力します。通常、作業ツリーがどのブランチにあるかを確認するために、<name> 引数として HEAD
を指定します。
引数を2つ指定すると、指定されたブランチ <ref> を指すシンボリック参照 <name> を作成または更新します。
--delete
と追加の引数を指定すると、指定されたシンボリック参照を削除します。
シンボリック参照は、ref: refs/
で始まる文字列を格納する通常のファイルです。例えば、あなたの .git/HEAD
は、その内容が ref: refs/heads/master
である通常のファイルです。
オプション
- -d
- --delete
-
シンボリック参照 <name> を削除します。
- -q
- --quiet
-
<name> がシンボリック参照ではなく detached HEAD の場合でもエラーメッセージを出力しません。代わりに、非ゼロのステータスで静かに終了します。
- --short
-
<name> の値をシンボリック参照として表示するとき、
refs/heads/master
からmaster
のように値を短縮しようとします。 - --recurse
- --no-recurse
-
<name> の値をシンボリック参照として表示するとき、<name> が別のシンボリック参照を参照している場合、そのシンボリック参照のチェーンをたどり、結果がシンボリック参照を指さなくなるまで続行します (
--recurse
、これがデフォルトです)。--no-recurse
は、シンボリック参照の単一レベルの逆参照のみを行った後に停止します。 - -m
-
<name> の reflog を <reason> で更新します。これはシンボリック参照の作成または更新時にのみ有効です。
注記
以前は、.git/HEAD
は refs/heads/master
を指すシンボリックリンクでした。別のブランチに切り替えたいときは ln -sf refs/heads/newbranch .git/HEAD
を実行し、現在どのブランチにいるかを知りたいときは readlink .git/HEAD
を実行していました。しかし、シンボリックリンクは完全にポータブルではないため、現在は非推奨となり、代わりにシンボリック参照(上記参照)がデフォルトで使用されます。
git symbolic-ref は、シンボリック参照の内容が正しく出力された場合はステータス0で終了し、要求された名前がシンボリック参照ではない場合はステータス1で、その他のエラーが発生した場合はステータス128で終了します。
GIT
git[1] スイートの一部