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名称

git-quiltimport - quiltパッチセットを現在のブランチに適用する

書式

git quiltimport [--dry-run | -n] [--author <author>] [--patches <dir>]
		[--series <file>] [--keep-non-patch]

説明

quiltパッチセットに含まれるパッチの境界、パッチの順序、およびパッチの説明を保持したまま、現在のGitブランチにquiltパッチセットを適用します。

各パッチについて、コードはパッチの説明から作者を抽出を試みます。それが失敗した場合、`--author` で指定された作者にフォールバックします。`--author` フラグが指定されていない場合、パッチの説明が表示され、ユーザーは対話的にパッチの作者を入力するよう求められます。

パッチの説明にサブジェクトが見つからない場合、パッチ名がGitの説明の1行目のサブジェクトとして保持されます。

オプション

-n
--dry-run

シリーズ内のパッチを順に確認し、パッチをコミットするために必要な情報がすべて見つからない場合に警告します。この記事の執筆時点では、不足している作者情報のみが警告されます。

--author 作者名 <作者メールアドレス>

パッチの説明に作者情報が見つからない場合に使用する作者名とメールアドレスです。

--patches <ディレクトリ>

quiltパッチを見つけるディレクトリです。

パッチディレクトリのデフォルトは patches または `$QUILT_PATCHES` 環境変数の値です。

--series <ファイル>

quiltシリーズファイルです。

シリーズファイルのデフォルトは <patches>/series または `$QUILT_SERIES` 環境変数の値です。

--keep-non-patch

`-b` フラグを git mailinfo に渡します (git-mailinfo[1] を参照)。

GIT

git[1] スイートの一部

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