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名前

git-prune - オブジェクトデータベースから到達不能なオブジェクトをすべて削除する

概要

git prune [-n] [-v] [--progress] [--expire <time>] [--] [<head>…​]

説明

ほとんどの場合、ユーザーは git gc を実行すべきです。git gcgit prune を呼び出します。以下の「NOTES」セクションを参照してください。

これは、refs/ で利用可能なすべての参照を使い、オプションとしてコマンドラインで指定された追加のオブジェクトセットとともに git fsck --unreachable を実行し、これらのヘッドオブジェクトから到達不能なすべての展開済みオブジェクトをオブジェクトデータベースから削除します。さらに、git prune-packed を実行して、パック内にも見つかる展開済みオブジェクトも削除します。また、どの参照からも到達不能な .git/shallow のエントリも削除します。

到達不能なパックされたオブジェクトは残ることに注意してください。これを望まない場合は、git-repack[1] を参照してください。

オプション

-n
--dry-run

何も削除せず、削除されるはずのものを報告するだけです。

-v
--verbose

削除されたすべてのオブジェクトを報告します。

--progress

進捗を表示します。

--expire <time>

<time> より古いルーズオブジェクトのみを期限切れにします。

--

これ以降の引数をオプションとして解釈しません。

<head>…​

すべての参照から到達可能なオブジェクトに加えて、リストされた <head> から到達可能なオブジェクトを保持します。

あなたのリポジトリや、その .git/objects/info/alternates を介してあなたのリポジトリから借りている他のリポジトリで使われていないオブジェクトを削除する場合

$ git prune $(cd ../another && git rev-parse --all)

注記

ほとんどの場合、ユーザーは git prune を直接呼び出す必要はなく、代わりに他の多くのハウスキーピングタスクとともに削除処理を行う git gc を呼び出すべきです。

どのオブジェクトが削除対象と見なされるかの説明については、git fsck の --unreachable オプションを参照してください。

GIT

git[1]スイートの一部

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