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サーバー管理
- 2.43.1 → 2.49.0 変更なし
-
2.43.0
2023-11-20
- 2.42.1 → 2.42.4 変更なし
-
2.42.0
2023-08-21
- 2.32.1 → 2.41.3 変更なし
-
2.32.0
2021-06-06
- 2.31.1 → 2.31.8 変更なし
-
2.31.0
2021-03-15
- 2.7.6 → 2.30.9 変更なし
-
2.6.7
2017-05-05
- 2.1.4 → 2.5.6 変更なし
-
2.0.5
2014-12-17
説明
標準入力からタグの内容を読み込み、タグオブジェクトを作成します。出力は新しいタグの<オブジェクト>識別子です。
このコマンドは、-t tag -w --stdin
を指定して呼び出される git-hash-object[1] とほぼ同等です。つまり、これら両方で my-tag
に見つかったタグを作成・書き込みます。
git mktag <my-tag git hash-object -t tag -w --stdin <my-tag
違いは、タグが git-fsck[1] チェックに合格しない場合、mktag はタグを書き込む前に終了することです。
mktag による「fsck」チェックは、git-fsck[1] がデフォルトで実行するものよりも厳格です。具体的には、すべての fsck.<msg-id>
メッセージが警告からエラーに昇格されます(そのため、例えば「tagger」行が欠落しているとエラーになります)。
オブジェクト内の余分なヘッダーも mktag ではエラーですが、git-fsck[1] では無視されます。この追加チェックは、適切な fsck.<msg-id>
変数を設定することで無効にできます。
git -c fsck.extraHeaderEntry=ignore mktag <my-tag-with-headers
オプション
- --strict
-
デフォルトでは、mktag は git-fsck[1] の
--strict
モードと同等の機能を有効にします。これを無効にするには--no-strict
を使用してください。
タグの形式
このコマンドの標準入力に供給されるタグ署名ファイルは、非常にシンプルな固定形式を持っています。それは以下の4行からなり、
object <hash> type <typename> tag <tagname> tagger <tagger>
その後にオプションの自由形式のメッセージが続きます(古いGitで作成された一部のタグには tagger
行がない場合があります)。メッセージが存在する場合、ヘッダーとは空行で区切られます。メッセージ部分には、Git自体は気にしないが、gpg で検証できる署名が含まれていることがあります。
GIT
git[1] スイートの一部