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名称

git-for-each-repo - リポジトリのリストに対して Git コマンドを実行

概要

git for-each-repo --config=<config> [--] <arguments>

説明

リポジトリのリストに対して Git コマンドを実行します。既知のオプションまたは -- インジケーターの後の引数は、Git サブプロセスへの引数として使用されます。

このコマンドは実験的なものです。動作が変更される可能性があります。

例えば、maintenance.repo 設定変数に格納されているリポジトリのリストのそれぞれに対して、以下の方法でメンテナンスを実行できます。

git for-each-repo --config=maintenance.repo maintenance run

これは、多値設定変数 maintenance.repo の各値 <repo> に対して git -C <repo> maintenance run を実行します。

オプション

--config=<config>

指定された設定変数を、絶対パス名を格納する多値リストとして使用します。そのパスのリストを反復処理して、指定された引数を実行します。

これらの設定値は、利用可能な場合はシステム、グローバル、ローカルの Git 設定からロードされます。git for-each-repo が Git リポジトリではないディレクトリで実行された場合、システムとグローバルの設定のみが使用されます。

--keep-going

あるリポジトリでコマンドが失敗した場合でも、残りのリポジトリで続行します。終了コードは、全体的な操作が成功しなかったことを示します。

失敗したコマンドの正確な終了コードは、for-each-repo コマンドの終了コードとして渡されないことに注意してください。指定されたリポジトリのいずれかでコマンドが失敗した場合、全体の終了コードは 1 になります。

サブプロセスの動作

いずれかの git -C <repo> <arguments> サブプロセスが非ゼロの終了コードを返した場合、git for-each-repo プロセスはそれ以上サブプロセスを実行せずに、その終了コードを返します。

git -C <repo> <arguments> サブプロセスは、標準ファイル記述子 stdinstdoutstderr を継承します。

GIT

git[1] スイートの一部

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